2002年10月、鈴木裕子先生(才能教育研究会理事、国際鈴木協会理事長)は再度台湾を訪れ、アジア鈴木協会の日本設立への合意内容が韓国鈴木関係者に一方的に破られた経過をTSA各科会員、教師、理事と顧問に説明されました。
鈴木先生は TSA 会員との再会を喜ばれ、ASA設立への理解と協力をされたことに深く感謝の意を表しました。そして、今までの経過を次のように説明されました。
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2002年4月2日の台湾での発表内容通り、アジア鈴木協会ASAの日本設立は 2002 年4月6日に国際スズキ協会ISA理事会への報告後に正式に承認され、藤井勲初代ASA事務局長はシンガポールの鈴木責任者と台湾Mary Ko会長より返送された登録内容を元にASAの正式組織としての申請を東京都に進め、第1回ASA会議(5月)のシンガポールでの開催準備を進めていました。
しかし第1回ASA会議〔5月〕への出席を韓国の黄京益氏が突然キャンセルしたためにASA会議は無期限に延期となり、その後に黄京益氏はフィリピン代表のCarmencita Arambullo氏からの異議を理由に独自で臨時会議〔8月〕を韓国で開催し、その臨時会議〔台湾TSAは欠席〕で韓国とフィリピンはISA理事会〔4月6日〕で承認されたASA発足についての合意内容をすべて破り、アジア鈴木協会の日本での設立が韓国に変更されました。
- ASA事務所の設置地
韓国臨時会議で東京から韓国に変更された
- ASA顧問
韓国臨時会議で鈴木裕子(日本)が解任され、中村安樹は留任
- ASA事務局長人事
韓国臨時会議で事務局長人選をフィリピンのCarmencita Alambullo氏に変更された
- ASA会費の徴収
2002年4月の各科ご父兄への発表では日本ASA事務局への送金が、韓国への送金に変更された
- 今までの合意内容をASA一部関係者によって一方的に破られ大変失望しておりますが、ASAが今後ガラス張りで健全な組織運営になることを期待し、台湾TSAのMary Ko理事長には是非ASAにとどまり改革を進めていただきたい
最後まで信頼いただいた台湾のご父兄と各科教師の皆さんに感謝いたします